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堰神社

堰神社は、堰根(せきこん・川の水位を上げるための留め切り)完成のため「人柱」となった堰八太郎左衛門安高を祀る神社です。1645 年(正保2年)津軽藩の手で創建されました。
1609年(慶長14年)、浅瀬石川から幹線水路である藤崎堰に用水を引き入れる堰根を完成させるため、太郎左衛門は自らの命を犠牲にして堰き止め工事に貢献したと言われています。境内には太郎左衛門の200年祭に当たる1808年(文化後年)に建てられた「堰神社祠碑」のほか、庚申塔、農業水利や開田関係の石碑、樹齢400年以上という藤崎町最大級の大銀杏、社殿には太郎左衛門が人柱になる場面を描いた絵「堰八人柱の図」などがあります。摂末社の天満宮や神明宮の他に、神明宮には珍しい親子狛犬があります。

住所 藤崎町大字藤崎字横松39
アクセス JR五能線「藤崎駅」より徒歩15分
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