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三新田神社

元和初年(1615)産土神として建立された。延宝年間(1672)津軽四代藩主信政公が、津軽三新田(木造・金木・俵元)の開発にあたり、新田開発五穀成就の御祈願として、公費をもって、造営し、五穀の祖神、稲荷宮と、神明宮を勧請され、御神体として、藩祖為信公の秘蔵の兜の鍬形の御前立小鏡を納められた。歴代の藩主も五穀成就を祈願され、又地方の人々の崇敬も深かった。その間、三度の火災に類焼もしたが、明治12年(1879)工を起し、十八年(1885)七年を費して、正殿・拝殿・神楽殿を始め、境内諸堂が氏子の熱誠により、造営された。歴代藩主の慣例により、昭和39年、津軽華子さんが、父義孝氏とともに結婚報告に参拝された。境内には、歴代藩主が手植えされた松・銀杏の大木が繁茂している。

住所 青森県つがる市木造種取62
お問い合わせ先 三新田神社
電話番号 0173-42-1217